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こんにちは。シパーズ セールスコピーライター村岡です。
SNSはユーザーとコミュニケーションを取りながら、企業のブランディングや、広報活動が行えるという理由で、最近ではマーケティングにSNSを積極的にとり入れる“SNSマーケティング”が注目されるようになりました。
すでにご存知のかたも多いとは思いますが、一口に「SNS」と言っても、InstagramやTwitter、Facebookなどの媒体があります。
SNSを運用するうえで大切なことが、それぞれのSNSでは、特徴やユーザー属性が異なるという点。効果的なSNSマーケティングにつなげるためには、各SNSの特徴を知って、自社のターゲットと出会える環境づくりをすることが重要になります。
今回は、各SNSの特徴や、利用状況についてご紹介。自社のターゲットや目指す運用方法に合っているSNS選びの参考にご覧ください。
Contents
それぞれのSNSの特徴
SNSを効果的に運用するのであれば「どんなユーザーと、どんなコミュニケーションを取りたいか」このような部分を意識して使いわけをすることがポイントです。
SNSごとの特徴をみていきましょう。
Twitterは全角140字以内という短文でコミュニケーションを取るSNSです。テキストのほかに画像や動画を添付することができます。
1人で複数のアカウントを作れるため、ビジネス用や趣味用など、ジャンル別で使いわけているユーザーもいます。
また、アカウントは匿名で利用する傾向があるうえ、つぶやくように気軽に投稿しやすい特徴のあるTwitterは、商品やサービスに対する思いや、行動などをタイムリーに把握しやすい媒体と言えます。
(2020年3月現在 引用:株式会社ガイアックス)
Twitterの利用者数をそれぞれ見ると、若年層を中心に支持されているSNSであることがわかります。
Twitterには「いいね」のほかにリツイートという機能があり、このリツイートは、ほかのユーザーの投稿を、別のユーザーが再投稿できるというもの。
このような機能のあるTwitterは、拡散力が高く、人気の高い投稿は“トレンド”としてさらに話題性が高まる可能性があります。それはテレビやネットニュースにも取り上げられるほどにまで話題に上がるため、「バズる」可能性が高い媒体と言えます。
若年層をターゲットとし、話題性を高めたい場合には、効果的なSNSです。
SNSを運用するうえで、注目せざるを得ない勢いのあるSNSがInstagramです。テキストよりも画像や動画のビジュアルをメインにしたSNSは「映える」という言葉が流行るほど、写真のための行動を取る消費者が増えました。
現在のInstagramには、①画像とテキストの投稿、②24時間限定公開のストーリーズ、③1時間までの動画投稿、と3種類の機能があります。
(2020年3月現在 引用:株式会社ガイアックス)
Instagramは若年層を中心に利用されていますが、最近では30代~50代の層も増え、キラキラしすぎない投稿やテキストをメインにした画像なども増えてきました。
Instagramには拡散機能がないものの、ユーザーはInstagram内のタグを検索して行動のヒントを得ていることもおさえておきたいポイント。
最近はGoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用するよりも、Instagramのタグを検索して情報を収集している傾向にあるため、タグをつけることはInstagramの運用では大切なポイントです。
Facebookは、実名を名乗って利用しているユーザーがメインで、友人や仕事関係者など、リアルなつながりを反映しているSNSです。
写真とテキストの投稿ができるため、視覚的に訴求しながらブランドイメージの向上や認知度のアップが測れます。
ユーザーの動向は、以下のグラフのとおりです。
(2020年3月現在 引用:株式会社ガイアックス)
Facebookはビジネスパーソンを中心に活用する人が多く、30代~50代にかけて増加しています。Facebookでのつながりは友人に限らず、職場や取引先とのつながりもあるため、ほかのSNSと比べてもフォーマルな場として利用されています。
そのような傾向から、BtoBのSNSマーケティングにも最適です。ビジネスパーソンとして活躍する30代~50代へのアプローチに適した媒体と言えます。
YouTube
世代を超えて多くのユーザーが利用しているYouTube。YouTubeも動画系SNSであり、SNSマーケティングでは注目するべき媒体と言えます。
YouTubeのメリットは、画像やテキストだけでは伝わらない音や動きが伝えられることができること。映像を通した情報はユーザーの記憶に残りやすく、行動を起こしやすいと言われています。
(2020年3月現在 引用:株式会社ガイアックス)
YouTubeの利用者数は、ほかのSNS媒体と比べても群を抜いて突き出ていて、若年層はテレビメディアを視聴するよりもYouTubeを視聴する時間の方が長くなっている傾向にあります。
また、若年層に限らず、30代~40代のYouTube利用者数は上昇傾向にあり、利用しているSNSの中でも特にYouTubeの利用時間が長いという調査結果もあるほど、どの世代にも身近な媒体になりつつあります。
動画は、企業側にとっても商品やサービスの魅力を伝えやすいというメリットがあるとともに、ユーザーもわかりやすさを求めているため、評価につながりやすい媒体であると言えます。
LINE
無料でチャットや電話ができるSNSとして幅広い層に浸透し、私たちにとって身近な存在になっている媒体のLINE。リアルな友人や知人、家族とのコミュニケーションをとるために活用されています。
また、チャットツールだけではなく、タイムライン投稿というテキストと画像を使った投稿機能があり、会話とともに“友だち”の投稿を楽しめることもLINEの注目するべきポイントです。
(2020年3月現在 引用:株式会社ガイアックス)
私たちの身近な存在になっているLINEはアクティブ率の高さも驚異的。10代から50代までの利用者割合は、ほぼ横這いとなっています。
コミュニケーションツールとして使われているLINEは、企業として活用する場合、相談を受け付けてユーザーの不安や不明点を解消したり、気軽にキャンペーンに参加してもらったりと、ユーザーと企業の距離が縮まるきっかけになることがLINEの魅力です。
密なコミュニケーションをとる目的があるSNS運用には、おすすめな媒体と言えます。
自社に合ったSNSを運用してファンとの距離を近づけよう
2020年3月時点の各SNSユーザーの動向とともに、それぞれの特徴についてご紹介しました。
SNSマーケティングは、テレビや雑誌などの一方的な情報とは違い、情報を受け取った側も「いいね」やコメントなどで反応できることが魅力です。
ユーザーはコミュニケーションをとるためにSNSを活用しているということを前提としながらも、各SNSの特徴をおさえて、ターゲットとするユーザーに歓迎されるような運用方法をとることが大切です。
SNSの特徴をおさえることは運用方法を戦略的に考えることができるとも言えるため、ターゲットを明確にしながら自社に合ったSNSの運用を目指していきましょう。