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2020.11.25 ユーザーが宣伝してくれる?!UGCのメリットと注意点を解説

こんにちは。シパーズ マーケティング事業部の小山です。

 

あなたの企業は、UGCマーケティングに取り組んでいますか?

 

UGCとは、SNSで発信されるユーザーによる商品の紹介や、飲食店選びに役立つグルメサイトのレビュー、レシピの投稿や、化粧品のクチコミ投稿など、私たちにとって身近な存在になった情報を指します。

 

UGCによる情報は、消費者にとって信頼性が高く、求められている情報であるため、現在のマーケティングにおいて見過ごすことができない存在であるという認識が広まっています。

 

今回はUGCの特徴から知るメリットと、知るべきUGCマーケティングの注意点についてご紹介します。

 

UGCとは

UGCは、User Generated Contentの略称です。今やコカ・コーラやAppleなど海外の大手企業もUGCの効果に注目し、取り組んでいます。世界中の企業が注目しているUGCとは一体どんな存在か、基本的な部分をみていきましょう。

 

UGCはユーザーによって作られたコンテンツ

そもそもUGCとは、企業ではなく、ユーザーが作るコンテンツのことを指します。

 

InstagramやTwitter、YouTube、ブログなどのソーシャルメディアから、まとめサイトやクチコミサイト、ネットショッピングの商品レビューなど、ユーザーが商品やサービスを紹介するために作成しているコンテンツは、すべてUGCに当てはまります。

 

信頼性が高く、強い影響力がある

かつてはモノを売り出すだけで売れる時代もありました。しかし、モノがあふれるように存在している現代では、取り入れる商品のそのものよりも、商品によって得られる価値を重視し、より満足度の高い商品を取り入れるような購買行動に変化しました。

 

UGCには企業のような広告宣伝要素がなく、第三者であるユーザーの「ほかの人へおすすめしたい」「この気持ちを共有したい」という発想から生まれるコンテンツであることから、商品の価値をリアルに知ることができるコンテンツとなっています。

 

特にSNSでのコンテンツは「いいね」やリツイート機能により、高い拡散力があることがポイント。わざわざ気になるページにアクセスしなくても目に入るため、幅広い人にリーチすることができます。

 

また、UGCに対するユーザーの信頼性の高さは、まったく商品やサービスを知らなかった人でも購買行動に移すこともあるほどの影響力があることも見逃せない特徴です。

 

UGCを活用するメリット

UGCをマーケティングに取り入れることによって得られるメリットについてご紹介します。

 

購買行動を起こすユーザーが増える

ソーシャルメディアに費やす時間は年々増加傾向にあり、若年層はテレビや新聞よりもソーシャルメディアに費やす時間が増えていると言われています。

 

また、10代~20代にかけての世代は、検索エンジンを使って検索をするのではなく、SNSを使って情報を得ている人が増加傾向にあることも特徴です。その背景には、企業目線の広告宣伝や、有名人を起用しての商品紹介よりも、よりリアルに自分が利用したときのイメージを求めているという理由があります。

 

UGCは現代における消費者のニーズに合っているため、UGCに触れたユーザーは興味を持ちやすく、その商品やサービスを取り入れる行動を起こしやすいこともUGCを活用するメリットです。

 

ユーザー目線の魅力が伝わる

企業が発信するプロモーションは、ユーザーから見ると信頼性や客観性が欠けてしまうため、購買行動に踏み切れないケースも多々あります。

 

そのため、プロモーションにはユーザーのクチコミを加えると、客観的な視点が加わり、より信頼性の高いプロモーションにすることができると言われています。

 

企業発信ではないUGCは、クチコミ要素が強いためユーザーの購買行動の後押しになるような商品の魅力を伝えてもらえることが可能です。

 

UGCが多いほど、その商品やサービスの魅力ある情報が増えるので、幅広いユーザーが興味を持つきっかけになると言えます。

 

SEO対策としても効果がある

検索エンジンを使って検索をしたときに表示されるコンテンツは、有益な情報だと認められた順位で表示されています。これは、検索ユーザーに対して質のよいコンテンツを提供し、検索エンジンの評価を高めてもらうため。

 

そのため、コンテンツ制作をするときは、ユーザーに対して有益な情報であると検索エンジンに理解してもらう“SEO対策”が大切になります。

 

SEO対策といえば、コンテンツ内のキーワード数やユーザー体験の向上などが一般的ですが、最近ではSNS上での検索や言及もSEOに効果があることがわかっています。

 

このようにSNS上で言及された情報がSEOにも影響することを“サイテーション”といい、UGCは、SEO対策にも有効であることがより注目を集めている要因となっています。

 

商品やサービスの改善に役立つ

UGCは、ユーザーの自由な発想や創造性から生まれるコンテンツです。そのため、企業の想定を越えるようなアイデアで商品やサービスが紹介されることも珍しいことではありません。

 

このような、企業目線とは違った角度から商品を紹介してくれるコンテンツは、ユーザーへメリットがあるだけでなく、企業にとっても有益な情報です。ソーシャルメディアを通じてユーザーの求めていることを知り、新たな商品の企画や改善に役立つ貴重な情報になります。

 

UGCの注意すべき点

UGCは取り入れるべきメリットが多くありますが、注意するべき点もあります。注意点もしっかりふまえたうえでUGCマーケティングに取り組むことがおすすめです。

 

誤った情報が拡散されるケースがある

ユーザー目線の魅力で紹介されるという点がメリットでもあるUGCですが、あくまでもユーザーによる自由な投稿なため、誤った情報が投稿される可能性があります。

 

たとえば、サイズ展開や、お店の開店時間、化粧品の使い方など・・・。誤った投稿も拡散される可能性もあることをおさえておきましょう。

 

コンテンツのクオリティにバラつきがある

ユーザーが制作するコンテンツであっても、企業顔負けの高品質なクオリティが多くなってはきています。ただし、クオリティにはバラつきが生じることもUGCを活用するうえでふまえておくべきポイントです。

 

クオリティの高いUGCを求める場合は、ユーザーが高品質のUGCを作りたくなる仕掛けを作ることで可能になります。お題を指定したり、ハッシュタグを指定したりするなどしてUGCの質を調整するような施策を行うことも、企業がクオリティを管理する方法の1つです。

 

UGCが発生しにくい商品やサービスもある

UGCはすべての商品やサービスに対して発生するものではありません。

 

たとえば、人には言いたくないコンプレックスを改善するための商品や、家や車などの高額すぎる商品、身近にありすぎてコンテンツ制作の発想がしにくい商品、モノとして存在せず写真や動画がアップできないようなサービスなど。

 

UGCは、ユーザーが期待以上の体験ができたり、自信を持っておすすめしたいと思ったり、自己表現としてコンテンツ制作したくなるような商品から発生します。

 

UGCの発生を求めるのであれば、ユーザーにとってコンテンツ制作したくなるような施策を考えることが求められます。

 

UGCを活用して自社のファンをどんどん増やそう

UGCには大前提として、よい商品やサービスの存在が欠かせません。すでによい商品やサービスを持っているのであれば、UGCを発生させることが可能であり、UGCが生まれるようになると、低コストでありながらも効果的なマーケティングを実現できます。

 

また、UGCは必然的にファンを増やすことにつながりますが、ただの“ファン”ではなく“パートナー”のように、より結びつきが強い存在になります。ユーザーとの関係構築をするためにも丁寧なコミュニケーションを取ることもUGCマーケティングには大切なことです。

 

信頼度の高いUGCを上手に活用して、自社の成長につなげていきましょう。