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こんにちは。シパーズ マーケティング事業部の小山です。
今やマーケティングを行ううえで欠かせない存在であるSNSの活用。SNSの活用と言うと、ついつい「バズった」「リツイート数が多い」「フォロワー数が多い」という点で評価しがちになってしまいますが、企業としてのSNS活用には必ずしもそのようなところで評価できるとは言えません。
“実際にSNSを通して購買行動に移してくれる存在がどれほどいるか?”が評価するべき点だからです。
今回は、企業としてSNSを運用し、マーケティングしていくのであれば、どのようなSNSの活用が企業の成果につながるのかに焦点を当ててご紹介していきます。
Contents
SNSマーケティングは企業にとってどんな存在?

FacebookやLINE、Instagram、TwitterなどのSNSを活用して企業の広告宣伝を行うことを「SNSマーケティング」または「ソーシャルメディアマーケティング」と言います。
SNSマーケティングの、そもそもの部分を深堀していきます。
SNSには大きな影響力がある
株式会社ICT総研が行った『2020年度 SNS利用動向に関する調査』によると、2020年にはネットユーザー数がが8,000万人近くまで上り、ネットユーザーの約8割がSNSを活用していることが明らかになりました。
引用:ICT総研/ 2020年度 SNS利用動向に関する調査
将来的にもネットユーザーとともに、SNS利用者も増加傾向にあると予測されています。
また、SNS利用者はSNSから情報を得て、買い物や外食などの行動に移る消費者が増えていることも企業としては無視できないところ。
市場調査メディアホルテの行った調査によると、「SNSに影響を受けて買い物をしたことがある」と回答した人は51%に上ったことが明らかになりました。
SNSを通して消費者が購買行動していくことは、今後も増加傾向にあることが予想されており、SNSには無視できない大きな影響力を持っていると言えます。
企業にはSNSマーケティングを取り入れるべき理由がある
SNSは企業として発信する場合あっても、テレビや雑誌のメディアのように一方通行ではなく、ユーザーと対個人でコミュニケーションが取れる「ユーザーコミュニケーション」が取れる点が魅力です。
企業と顧客が直接的に情報のやり取りを行うことで、ユーザーとの結びつきを強め、ユーザーに企業や商品・サービスに愛着を持ってもらい、購買行動につなげることが期待できます。
また、SNSでは企業の商品やサービスに対してユーザーがどのような評価をしているかをリアルタイムで知ることができます。
SNSの保有しているユーザー情報を活用して特定のターゲットに対してアンケート調査を実施したり、プロモーションを打ったりすることも可能です。
低コスト、かつ短時間でターゲットユーザーへのアクションが取れることも企業にとってメリットと言えます。
成功事例から知る!企業としてのSNSマーケティング
成功事例から企業としてのSNSの活用法について考えていきましょう。
江崎グリコ株式会社

チョコレートやスナック菓子など、数々の人気商品を打ち出し、グリコと言えば“走る人”が思い浮かぶという人も少なくないほど日本では馴染み深い大手の企業。
グリコの人気商品の1つであるポッキーのTwitterアカウントで、11月11日のポッキーの日に発信されたツイートがこちら。
【ギネス世界記録に挑戦】本日「ポッキー」とつぶやいて、みんなでギネス世界記録に挑戦しよう!!!何度でもツイートしてね。 http://t.co/OiKyVhtO #ポッキー1111 #今日はポッキープリッツの日
— Pocky Japan (@PockyJPN) November 10, 2012
「【ギネス記録に挑戦】ポッキーとつぶやいてギネス記録に挑戦しよう」という内容で打ち出したところ、大反響を呼び、371万超えのツイートを記録して世界記録を更新したことがありました。
話題性があったことでテレビの情報番組にも取り上げられ、Twitterユーザー以外の人にもグリコに関心を向ける人が増加。
一時的な盛り上がりのようにも思えますが、多くの人に「11月11日はポッキーの日」という認識を広め、ユーザーが世界記録の更新に貢献できたという事実により、ユーザーがさらにポッキーへの愛着がわくような内容になりました。
Twitterを通して顧客との距離を縮めたキャンペーンになったと言えます。
ハーゲンダッツ

少し高級でリッチな気分を楽しめるアイスクリームとして大人気のハーゲンダッツ。
さまざまなキャンペーンを行うことで注目を集めていますが、過去に反響を呼んだキャンペーンとして注目されているイベントが2013年に行われた『フレーバー復活選手権』というもの。
FacebookとTwitter、mixiの各媒体を通し、これまでに販売してきたアイス全24種類の中から復活を希望するフレーバーへの投票を受け付け。
1位に選ばれたフレーバーに投稿した人の中から抽選1,000名にアイスをプレゼントするという内容のキャンペーンでは、投票総数26万票を集め、ハーゲンダッツのアカウントの認知度を上げることに成功しました。
ここまでの投票数を集めた理由は、ハーゲンダッツがプレゼントされる人は投票した人のみという限定性と、「簡単には食べることができないフレーバーを食べられるかもしれない」という希少性の高さが注目度を加速する要因になりました。
そのため、開始からわずか1か月で16万票を集めるというスピード感のあるキャンペーンになりました。キャンペーンの演出では、中間報告の後は非公開にして、発表までどのフレーバーが1位になるのかはお楽しみというドキドキ感もユーザーを楽しませる内容に。
ハーゲンダッツはこのようなワクワクするようなキャンペーンを行い続けていることで、ハーゲンダッツから打ち出されるキャンペーン内容に注目を向け続けるユーザーも多くいます。
シャトレーゼ

山梨県に本社を置き、リーズナブルな価格で焼き菓子やアイス、ワインを展開しているシャトレーゼ。
商品をよく見せようという趣旨のSNSではなく、ファンを増やして来店につなげることを目標に掲げ、Twitterにて公式アカウントを運用しました。
目標に向けて行ったことは、UGC(一般のユーザーによって生成されたコンテンツ)の投稿を促すきっかけを投稿し、UGCが発生したら企業が拡散するというもの。
シャトレーゼの商品を使ってユーザー参加型コンテンツを企画し、ユーザーに真似してもらったらユーザーの投稿をリツイートして拡散するという運用方法でした。
結果、拡散してもらえたユーザーはシャトレーゼを身近に感じたり、ユーザーの承認欲求が満たさたりすることで、シャトレーゼのファンになっていきます。
また、このようにしてファンになったユーザーは、別の商品の投稿も真似してくれるように。丁寧にユーザーコミュニケーションを取ったことで「この商品、美味しい」「買いに行きました」などの投稿が増加。
Twitterを通してシャトレーゼへ買いに行ったという購買行動にもつながったため、SNS運用で来店につなげることに成功しました。
SNSマーケティングはユーザーが企業や商品について話題にすることで活用上手と言える

SNSを活用することは企業の一方的な発信だけではなく、ユーザーコミュニケーションが取れることが魅力的なツール。
ユーザーが企業や商品について発言してくれる状態にすることで、“SNSの活用上手”と言えます。なぜかと言うと、ユーザーの発信には、“口コミ”と言う信頼性の高いパワーがあるから。
例えば、企業とユーザーの発信があったとします。
企業「今年もクリスマスケーキの予約受け付けしています。月末までのご予約でポイントは3倍。ご予約お待ちしています。」
ユーザー「片道30分かけて、いつものお店でクリスマスケーキの予約した。ポイント3倍だったから新作のケーキ買えちゃった♪」
同じ商品の紹介内容でも、ユーザーの声が加わることで、よりその商品が気になりますよね。このように多くの人はユーザーの声に信ぴょう性を感じ、ユーザー発信を見た方が購買行動に移りやすいです。
ユーザーに企業や商品の魅力を広めてもらえるようなSNSマーケティングをしていくことを目標にして、企業成長につながる効果を得ていきましょう。
